比嘉周作オフィシャルブログ アラウンド ザ ワールド

比嘉周作のゲーム攻略や沖縄〜海外行き来 司会とパフォーマンスショーなど。

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約束と捧げること

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昨年12月10日に大切な人を亡くしました。

大切な人を亡くすとすぐには何もできません。

心が折れてしまうし、

大切な人であればあるほど、その人のためにも前を向いていこう、なんて簡単に言えないものだと感じました。

 


3人、公私ともに関わってくれた人達を亡くしています。

 


みっちーは10年ほど前に若くして鼓動が止まってしまいました。

彼は僕のイベントを手伝っていてフロアー担当でした。

誕生日が同じ日で毎年、みっちーから素早く誕生日おめでとうというメッセージが来ていました。

フランス語と英語が話せる爽やかな人でした。

 

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沖縄でのイベントの前、

 


ふと思って

 


夢はなんだい?

 


と聴いたら

 


イベントをフランスでやりたい、

と言いました。

 


僕はできると思いました。

みっちーはフランス語を話せるからセッティングから会場でのお客様へのケアまで可能だと思いました。

 


ところが夢を叶える前に彼はこの世を去りました。

 


その後、受付担当をしてくれてた子もその命を終えました。

 


今でもあの日のことを覚えています。

 


みっちーとの約束を果たそうとしてフランスに下見に行ったりしましたが、思うように行かず。

 

そんな中でよしみさんに出会いました。

この10年の功労者です。

 

よしみさんなくして今の比嘉周作はいません。


時が流れ、

2018年12月10日朝、電話がかかってきました。

 

理不尽なことでした。

 

泣き叫びました。

 


本当に今でも信じられなくて、

そして苦しさが訪れます。

 


人生で一番哀しいです。

 


2ヶ月ほどが経ち、ゆっくりと目標が見えてきました。

 


その人に捧げる作品を作ろうと思いました。

 


あれも使うかな、この技術は身につけておくと表現しやすいかも。

 


音のマジックができるとはいえ、

それを進化させて、深みと幅を持たせるにはお金もかかりますし、技術も身につけるのは簡単にはいきません。

 


ゆっくりと取り組み始めました。

 


そして、僕は思ったのです。

 


それをフランスでできたらいいな、って。

 


紙芝居やパフォーマンスができるので、その中に作品を混ぜていこうとしています。

 


出会いと別れ、愛情と絶望と感謝をコンセプトに、半年くらいでとっかかりを作って、あとは育てていきたいなと思います。

 


そして、気力がない中でがんばることはなんて難しいんだろう!

 


毎日毎日少しずつでもトライして眠り続けたり、

がんばれそうだなって瞬間には海外にコンタクトしてみたり。

 


たくさんの人とコンタクトを取ってみたり探したりしていました。

 


難しい!

毎回そうなのですが、

日本からだと楽な事が自力では難しいのです。

 


何かをしながらでも

3人の事を思い出します。

 


みっちー、お前がいたらなー。

 


あの子はコーヒーをいれてくれてたかもな。

 


あー、よしみさんがいたらもっとがんばれるのに、、、。

 


歯車が回り始めたのかもしれません。

 


連絡が来ました。

 


ぜひパリで紙芝居ショーをお願いします!

会場の写真を添付します。

 


そんな連絡が来ました。

 

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それから、今朝、

 


モナコ公国で富裕層相手に紙芝居ショーやパフォーマンスをやってみませんか?

 


と連絡が来ました。

 


現在、フランスにいるお二人から提案を頂いていて、

叶うかは分かりませんが、ゆっくりと自分を仕上げていくべき時期が来たようです。

 


叶えても切ないだろうなと思います。

 


でも、約束を果たし、そして捧げたいのです。