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君の名は。 時を越えてすれ違うまでの映画。

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I recommend you this movie.
This Japanese movie makes you pure.

 

君の名は。を観た。

あるいは観てしまった、という心理もある。

 

山田さんが中国への配給をするためにその席をセッティングしたと連絡があったのが昨年のこと。
年が明けて先ほど観てきた。

 

それもとある縁がなければ観ていなかったかもしれない、、、

 

もし運命というものがあらとしたなら、

この2人はただひたすらに相手を想い、

そして自然に多くの人の命を想い、

 

その運命を変えることに迷いがなかった。

 

人は時に、

 

過去を変えてはいけない、

 

と言う。

 

過去は振り返らない、

 

過去は忘れた、

 

とも言うだろう。

 

 

こんなにも、

 

過去を忘れて欲しくない、と思う2人はいないだろう。

 

記憶が消えていくのは本当に哀しいことなんだ、

と気づかされた。

 

その時の思い出を、忘れてしまっている自分に気づかされる。

 

人というのは、そのうち、

芽生え始めていたかもしれない恋愛の芽すら忘れていくのではないだろうか?

 

消えていくのは記憶だけではなく、

その瞬間の気持ちや情熱、

 

想う心。

 

いつの間にか、その時の思い詰めるほどの気持ちを忘れてしまうのだ。

 

感覚を思い出せず、

 

例えば何かで大怪我をしたとしても、

 

あの時ケガしたな、

確かあれは痛かった、

 

と身体の痛みを忘れるのと同じくらい薄れていくのだ。

 

観終わった後のこの気待ち。

 

この映画が日本という国からの代表で海を渡ることは本当に価値のあることだと思う。

 

もし、この2人のような感覚を感じていたならそれは確かなものだと信じるだろうし、


いまも、"待っている人"もいるなら、この映画を観て納得するのかもしれない。


そして、出逢いたい、と思うのだろう、、、。


すれ違うだけで、それとわかる糸。

 

しかし、すれ違う事がなければ

気づく事が出来ない。

 

ずっとずっと、、、いつまでも心に穴があいてるのだ。

 

何かしら心の穴を感じながら、

 

誰かと出会い、そして進んで行く。

 

いつかもし、その糸の人とすれ違ったとき、、、

 

人によっては観てはいけない映画なのかもしれない。

今の現実に目を向けたときに、

 

観なければ良かった、

 

忘れた方がいい映画、

 

となるのかもしれない。

 

もう戻れないし、

もう出逢っても遅い、

もう出逢ってもどうする事もできない、

 

となるのかもしれない。

 

君の名は。

 

この作品は、

 

時を越えてすれ違うまでの映画です。

 

あなたがもしこの映画を観て、

そして間に合うのだとしたら、

すれ違うまで待てるでしょうか?

 

 

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